専業メーカーの一貫対応で、スピンテストの不安定要素を排除
近年、エンジンやモータなどの回転体は高速化が進み、それに伴い品質と安全性への要求がますます高まっています。そのため、開発・製造の各段階でスピンテスタを用いた強度・耐久性試験が不可欠となってきています。当社では、お客様の開発・製造製品に対するスピンテストのご提案、実験、形状測定を行い、製品が目標の回転数に到達できるようサポートいたします。さらに、製品形状の解析を行い、目標を達成するためのアタッチメントの設計・製作も承っています。
専用試験設備
SCHENCK社製スピンテスタ試験装置 CENTRIO100SL型
ドイツのSCHENCK社が、開発・製造したスピンテスタ(高速回転試験装置)を導入。スピンテスト(高速回転試験)は、ロータの開発に重要な役割を担っています。
開発段階にあるお客様のロータについて、計画した最高回転数以上のオーバースピード試験を行うことで、最高回転数まで安全な運転を保証することができます。
お客様の要望に応じ、加熱試験、遠心力によるロータの膨張量の測定、破壊回転数を把握するためのバースト試験、および任意の回転数範囲での低サイクル疲労試験などを実施いたします。
バースト試験時の破壊の様子を高速度カメラで撮影することもできます。
スピンテストは、ロータの最終機械加工前の強度改善のためにも利用することができます。

スピンテスタの主な仕様
立形(ロータ吊り下げ式)
真空度 1mbar以下(試験は2mbar以下で実施)
最大ロータ径φ1000mm
最大ロータ長*820mm
最大ロータ質量*400kg/最高回転数63,000rpm(ギアボックスPL12使用時)
最大ロータ質量*10kg/最高回転数240,000rpm(ギアボックスPL4使用時)
*治具を含む
スピンテストの種類
- オーバースピード試験
- 加速レートと最大回転数を指定した自動試験、手動試験
- バースト試験
- 3重保護リングによる安全確保
- 低サイクル疲労試験
- 自動制御、回転数プロファイルと繰り返し回数の指定、バースト検知による自動停止
- 加熱試験
- 最大250℃
スピンテスト用治具
ロータに合わせた専用設計
製作
膨張量測定
弾性変形および塑性変形
回転数ごとの膨張量の可視化(極座標グラフ)
最大測定断面数:3
バースト試験時の
高速度カメラ撮影(例)
フル解像度1024✕1024
最高撮影速度(フルフレーム)18,750fps(モノクロ10bit時)、16,500fps(モノクロ12bit時)