専用バランシングマシン
クランクシャフト(ファイナルバランシング)
近年のエンジンの量産ラインにおいては、日々変わる生産品目に対応するため、フレキシブルな生産システムが要求されています。 821LAMCは、パッセンジャーカー用クランクシャフトのバランシングを、量産ラインの中でフレキシブルに対応することを目的として開発されました。 821LAMCは極小の設置面積の中で、測定、修正、チェックまで全自動で行うことができます。また、極小の設置面積により、量産ラインのレイアウトを自由に設計することが可能です。
クランクシャフト(マスセンタリング )
軽量化された近年のクランクシャフトにおいては、カウンターウェイトでの規定の重量のキープとバランシングを両立させることは、困難となっています。これらを両立させるためには、クランクシャフトのマスセンタを測定し、マスセンタを中心として加工を行うことが有効です。 400MNRZは、測定ステーションのみで構成された直列3気筒クランクシャフト及び、直列4気筒クランクシャフト専用のマスセンタリングマシンです。測定するクランクシャフトのマスセンタ穴あけ位置の測定を全自動で行います。
ターボチャージャ
エンジンのダウンサイジングによって、ターボチャージャーの小型化が進んでいます。小型化されたターボチャージャーのバランシングには、より高性能のバランシングマシンが要求されます。 010/020MMBTは、ダウンサイジングで小型化するターボチャージャーバランシングに必要な、従来以上の高精度測定、フレキシブルな生産体制への対応、低コストを念頭に開発されました。